仕事の良し悪しは睡眠時間の取り方で決まる

1日に必要な睡眠時間は、最低6時間以上といわれていますが、十分な時間を確保出来ない時もあります。
その時には、睡眠の質を上げることによって、十分な睡眠をとることも可能です。まずは、食事の量を8分目ほどに抑えることです。食べ物を消化・吸収する活動は、内臓に負担をかけることなので、睡眠時に胃に食べ物が残っていると消化活動で胃腸は休めません。起きた時に胃もたれを感じる場合は、多くのケースで負担をかけているということになります。
次に、入浴の習慣も大切です。1日の疲れを落とすだけでなく、体温を上げて血行を良くすることで、速やかに入眠へと移行させてくれます。また、副交感神経の働きを活性化させてくれるので、入浴しないまま寝るよりも疲れが解消しやすくなります。
また、寝る際の環境も重要です。疲れてしまってスーツのまま寝てしまう人もいるかもしれませんが、それでは十分な睡眠がとれません。パジャマは足首や腹部などの締め付けがなく、ゆったりとした構造なのでリラックスできます。体は、自分たちが自覚しているよりも環境に対してとても敏感です。
それから、寝具などもきちんと洗濯され、清潔なものを使うようにしましょう。長期間干したり洗われていないシーツやまくらカバーには、汗やほこり、ダニで雑菌が繁殖してしまう原因となります。肌あれや呼吸器官系の障害にも影響するので、安眠の妨げになります。したがって、シーツや枕カバーは最低でも1週間に1回は取り替えることがオススメです。